2025年6月30日
香川証券株式会社

2お客さまの最善の利益の追求

当社は、全社員に対して、定期的に実施するコンプライアンスアワーを通して、お客さま本位の業務運営の重要性について説明を継続的に行い、社員の意識醸成に努めています。

お客さま第一を実現するため、外部専門資格の取得奨励等を通じ、従業員の知識およびスキルの向上を図ることで、プロフェッショナルとしての専門性を高めていきます。
営業員については、近年増加している相続や事業継承を中心に、お客様のライフプラン等に応じたコンサルティングを適切にご提供できるよう、ＡＦＰ資格および上級相続診断士の全員取得を目指しています。

外部資格取得率

AFP取得率（営業部門）		上級相続診断士取得率（営業部門）
2025年3月末	90.0%	2025年3月末	85.7%
2024年3月末	98.3%	2024年3月末	88.7%
2023年3月末	95.4%	2023年3月末	86.2%

※AFPとは、国家検定である「2級FP技能検定」に合格し、AFP協会から認定を受けた「金融資産運用」「リスク管理」「相続・事業承継」等の幅広い知識と視野を持つファイナンシャル・プランニングのプロフェッショナルです。
※上級相続診断士とは、「相続」が「争族」にならないために「笑顔相続」にするための相続の「知識」と「実務」を身につけた相続診断を行うことができる相続のエキスパートです。

当社は、お客さまの多様なニーズに応える商品ラインナップの充実、コンサルティング業務の浸透を図るための整備・拡充に取り組み、顧客基盤の拡大と預かり資産増大による安定したストック収入の確保を目指します。

お客さまからご紹介による新規口座割合

3利益相反の適切な管理

取扱投資信託の委託会社別比率

4手数料の明確化

当社は、基本的商品の手数料について、口座開設前にお渡しする契約締結前交付書面に記載のほか、当社ホームページ「リスク・手数料等説明ページ」に掲載しています。
投資信託等につきましては、目論見書等の資料を利用して手数料等をご説明いたします。

5重要な情報の分かりやすい提供

当社は、取引を行う金融商品取引業者をご選択いただく一助として、「重要情報シート」（金融事業者編）を作成し、当社ホームページに掲載しています。
当社は、商品やサービスをご提案する際には、お客さまの年齢・知識・ご経験等を踏まえ、お客さまに十分ご理解いただけるよう分かりやすい情報の提供に努めていきます。
お客さまが商品等を正しく理解したうえで投資のご判断をしていだたけるよう、商品等の特性やリターン、損失が発生する可能性その他リスク、手数料等について、「重要情報シート（個別商品編）」を用いるなどして、類似商品と比較をしながらわかりやすくご説明するよう取り組んでいます。

重要情報シート（個別商品編）〈サンプル〉

6お客さまにふさわしいサービスの提供

当社は、複雑でわかりにくい商品やリスクが高い商品について、商品の特性やお客さまの年齢、金融資産、投資経験等の状況に応じて、勧誘開始の可否を判断するなどお取引の基準があります。

ご提供する商品・サービスについては、お客さまとの会話を大切にし、さまざまな観点からのお客さまのニーズやご意向をお聞きしたうえで、より良いご提案を行うよう努めています。

また、お客さまが保有する商品に大きな変動が生じた際には、対象となるお客さまに、電話もしくは訪問等により情報提供を行うなど、状況に応じた適切なアフターフォローに努めています。

相場急変の影響を受けた投資信託保有のお客さまへの連絡（情報提供）率

	2022年度	2023年度	2024年度
発生件数（発生日）	23	4	16
平均連絡率	100%	100%	100%

※連絡回数は投資信託の基準価格が影響を受けた翌営業日から5営業日以内に連絡をした件数をカウントしています。

当社は、「講演会」、各営業店による「部店セミナー」を開催し、多種多様な内容で情報提供を行っています。

講演会・部店セミナー開催回数

講演会		部店セミナー
2023年度 6回	2024年度 2回	2023年度 1回	2024年度 9回

当社は、投資信託・保険商品・外国債券・仕組債等の金融商品の組成に携わっておりませんが、組成会社の取組等の把握に努めております

7従業員に対する適切な動機づけの枠組み等

当社は、お客さまの多種多様なニーズに最適なご提案ができるよう、勉強会および研修等を通じて、商品や投資環境等に関する知識の向上、お客さまへの説明能力の強化を図ることで、金融のプロとしての専門性を高めています。
また、従業員の高い倫理観を保持することを目的とし、全社員を対象としたコンプライアンス研修を行っています。
なお、営業員の評価体系について顧客基盤の拡大や、預かり資産の積み上げも評価対象としています。

商品や投資環境等に関する知識向上のための社内勉強会および研修の実施状況

社内勉強会・スキルアップ研修	2022年度	2023年度	2024年度
外部講師によるセミナー（商品・市況動向）	76	169	161
コンサルティング勉強会	7	28	13
中堅・若手勉強会	49	41	38
合計	132	238	212

倫理向上のための社内コンプライアンス研修の実施状況

社内コンプライアンス研修	2022年度	2023年度	2024年度
全社員研修（コンプライアンス・アワー含む）・その他研修	21	19	19