正直、私達の世代の就職活動は厳しかったです。私達の先輩の代はいわゆる売り手市場でした。先輩たちに就職活動の話を聞いてみても「3社受けて1社から内定貰った」や「1社受けて内定出たから就活終わった」、「冬から動いても間に合う」、という意見をよく耳にしました。
しかし、就職活動が私達の世代に移る前にリーマンブラザーズの倒産などがきっかけで、株価の暴落による金融不安の広がりや急激な円高によって輸出産業を中心に回っている日本の経済は悪化し、企業は人件費の削減を求められ、売り手市場から一気に買い手市場へと変化してしまいました。
それゆえ、私達の世代は去年のデータや先輩の話は参考にならなかったので、夏頃から履歴書作成とSPI勉強と企業研究に取り掛かっていました。
そこで、一番参考になったのは都会の就職活動スタイルです。
都会は基本的に地方と比べて行動が早いです。(皆さんも都会で就職活動を行っている人の中で、すでに内定を貰った人が知り合いで居るのではないでしょうか。)私は地方で就職活動していた事もあり、自分が就職活動を行うよりも先に都会の情報収集や人材派遣会社が行っていた就職活動生のための本格的な講義を聞きにいったり、その場で知り合った就職活動生と情報交換したりと、自分の就職活動が本格化する前に動けるだけ動いて自分にプレッシャーを与え、就職活動の参考にしていました。また、少しでも面接での場馴れが出来るように合同企業説明会や企業説明会に何度も足を運びました。
この頃エントリー数は100社を超えていたと思います。
(しかし多ければ良いというものでもありません)それが夏から冬の出来事です。
初めて企業の面接を受けたのは2月初旬です。自分では、それなりの場数を踏んで場馴れしてきたため緊張も無く、「出来た!!」という事しか頭にありませんでした。
しかし、結果は不合格(失恋)…そこでとても落ち込みましたが、何が駄目だったのか追求した結果、人事側に立たなければ答えは出ないと考えました。そこで、都会の「逆求人」(今はあるか分かりませんが)というイベントに参加しました。簡単に説明すると合同企業説明会とは学生と企業の立場が逆で、学生がブースを持って企業の人が訪問するというものです。
そこで企業の人の目線に立って初めて見える事が多々あり、逆に駄目出しも多々頂き非常に良い経験になりました。
2月後半から地方の就職活動も序徐に本格化してきて3月~4月中旬までは休みが無い程に面接を受けていました。結果、様々な業種を25社~30社程受けました。最終的に私は、証券業界を志望しました。
その理由は、今の不景気という暗い状況の中でも頑張ろうとする企業の新規上場に携わることができる点や、名刺一枚で様々な業界の方とお会いでき、私自身が色々な事を学べ、人間的に成長できるという点に魅力を感じたからです。その中でも当社は地域密着企業の地方証券会社であり、ハイクオリティな情報を得るため国内・外資系証券会社との連携によりその情報等を得ています。
これは当社が独立系であるからこそ出来る事です。また、そのハイクオリティな情報を地元のメディアを活用し、情報提供の質量を充実させる事で有利な商品をお客様に提供でき、品揃えに富んだ証券会社になり他社との差別化を図っています。今後、貯蓄から投資へと時代の流れが変化する中で私が様々な面でスキルや人間力を磨く事により地域の方の資産増加に寄与出来ると考え、御社で証券プロ集団の一員として働きたいと思い、香川証券に決めました。
今、自分の就職活動を振り返ると「大変だった」の一言に尽きます。
しかし、大変だからこそ「やりがい」が生まれます。企業も数少ない新入社員枠を何人もの学生を見て選ぶのですから、学生一人一人とシッカリ向き合って見てくれます。
学生だからと遠慮しないでシッカリ相手の目を見て向き合って自分を売り込んで下さい。
就職活動は学生の立場である自分達が初めて社会と触れ合える機会です。就職活動が終わってしまったら、様々な業種の方と話す機会や企業へ訪問する場面は無いかもしれません。そういった最高の機会だからこそ全力で取り組んで下さい。後々必ず何らかの形で役立つ時が来ます。
最後に、就職活動=恋愛です。相手の立場にたって想いやる事が出来てこそパートナーは生まれます。
最高のパートナーと結婚という形で飾れることを心から願っています。この不景気を吹き飛ばすぐらい明るく!元気に!笑顔で!就職活動という荒波を乗り切って下さい。